今回はサイバーパンクな都市建設ゲーム、Dystopikaというゲームを紹介します。
暗く不思議な雰囲気の中、ゆったりと自分だけの未来都市を作り出せます。
ゲーム概要
Dystopikaはソロ開発者による都市建設ゲームです。
サイバーパンク、眠らない町への渇望にインスピレーションを得た建設ゲームで、ノスタルジックな、アンビエントな音楽と不思議な雰囲気に包まれながら、ゆったり建設を進めていけます。
ビル群や大型ビルボード、巨大なホログラムの設置、風景・交通・明かりのプロシージャル生成と調和させることで、雰囲気溢れる未来都市を作り上げることも出来ます。
このゲームにはゴールや目的、勝ち負けや管理すべき事などもありません。
ダークでサイバーパンクな雰囲気に包まれながら、チートコードを使ってひたすら建設したい人にはぴったりなゲームとなっております。
プレイ感や操作はどんな感じ?
ここからは実際にプレイした感想や出来ることなどを書いていきます。
建設の操作自体はとても簡単です。
左上にある「エリア」の中から建てたい種類の建物を選びます。
後は自分の好きな位置に、好きなだけ設置するだけ。細かい難しい操作は何もありません。
基本は「セントラル」、「ロータウン」、「ニューエデン」、「オメガ・コーポレーション」、「アルファ・コーポレーション」の中から、もしくはランダムを選んで建設していくだけです。
上記の建造物に含まれない、細かい小さなビルは自動的に生成されます。
また高さも簡単に変更させられ、ビルの高低差も自分の好きなように調整できます。
高さを変更したり、建造物を建てれば、自動で周囲に街が出来上がっていきます。
本当に簡単に自分の感覚に従い、直感的に未来都市が建設出来ていきます!
またビルの壁に巨大な、もしくは小さい広告を映すかのようなビルボード、装飾などでより未来感のある都市として彩りを加えていけます。
ゲームを始めた段階では全ての装飾は使えないのですが、チュートリアルのように機能を確認しつつ建設を進めていくと、自動的にアンロックされ、新たな装飾品、ホログラムなどを設置できるようになります。
シンプルな街にするか、様々な装飾で派手に彩るか、テーマを決めて建設するか、全て自分の思うがままです!
またフォトモードも実装されております。
明るさや日差しの色合い、雨の有無、霧の濃度やフィルターなどなどを調整して、魅力的な都市の写真を撮ることも出来ます。
実際色々作ってみましたが、簡単操作で街があっという間に出来上がっていくので、あまり建設ゲームを慣れていない人でもやりやすいゲームだなと感じました。
ただ「道路の一本、電柱からビルよりも小さい建物など、本当に細かい部分まで作る」というのは現状出来ないようで、やりこみたい人にとっては少し足りなさも感じるかもしれません。
自分だけの暗く静かなサイバーシティを!
チルい音楽、暗く霧立ち込める街、ネオンで彩られる雨の降る都市。
自分だけが思い描くダークな街並みを、不思議な雰囲気に包まれながら、好きなだけ作ることが出来るゲームです。
ただゲーム概要にも書きましたが、ゴールや目的、勝ち負けや管理すべきことなどが無いゲームなので、人によっては少々味気ないな、と感じるかもしれません。
逆に建設以外の目標や期間、クエストのようなものを「煩わしい!ただただ建設をしたいんだ!!」と考える方にはとても向いていると思います。
今後もまだまだアップデート予定で、新しい建物や機能の追加等も予定されているようです。
是非是非、あなただけのサイバーシティ・未来都市を作り上げ、その世界にどっぷり浸かってみてはいかがでしょうか。